「Digg」のUI開発者の海外のユーザビリティ思想

投稿者: | カテゴリ 日記 | 2009 年 3 月 22 日

こんばんわ、私が棟居真一郎です。
「勉三会」お疲れ様でした。
今週は1サイト滞納したのでそれに代替できる内容をお伝えします。
アップルストア心斎橋1アップルストア心斎橋2

先日、アップルストア心斎橋にて開催された『海外と日本のユーザビリティ』イベントに参加してきました。
主な内容としては、「ダニエル・ブルカ」という何やらWebのUIの世界では有名な方の「海外のユーザビリティ思想」を日本語で聞くという内容(本人はいない)。
「ダニエル・ブルカ」は「digg」というWeb2.0を代表するソーシャルニュースサイトのUIデザイナーでありそのディレクターでもある人物。
僕はダニエルもdiggも全く知らなかったので誰やねんって感じでしたけど・・・。
ダニエル・ブルカ
とりあえずユーザビリティを考えたUIについてスゴイ人らしい。

Re:Creator’s Kansaiの記事の中でも紹介されていた、スライドを解説してもらった。このスライドの写真が、ダニエルの思想が表現されている。
印象に残った3つのスライドを抜粋。

[1]
adapt1

「情報をつめすぎるのは、ダメ。」

解説:あるだけの情報をつめればいいわけではないというメッセージ。



[2]
desire「何でも自分の思った通り成功すると思うな。」

解説:この中庭はの芝生の上の直線の道が利用され、もともとあった曲がりくねった補正された道は使用されていない。
ユーザーがこういう風に使うだろうと実験もせずに制作者側の勝手な予想で作り上げても、実際は思った道を歩いてくれないというメッセージ。


[3]
realign
「再調整しろ、再構築はするな」

解説:デザインは修正に修正を重ねることが重要で、一度作ったものを0から作り直すようなことだけはするべきではない、というメッセージ。

この中でも[2]のメッセージがわかりやすく、「ほ~なるほど」と思わされるので一番好きです。

[2]の写真なんかは、特にユーザーのことを考えていない悪い例ですね。
同じ芝生の中庭でも、例えばマサチューセッツ工科大学の中庭は最初の段階で道は作らず、学生がよく歩いて芝生が枯れてしまったところを後からコンクリートに補正して道を作ったらしいです。すばらしい。

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Comments (9)

  1. 充実したレポお疲れです〜!

    マサチューセッツの芝生の話って、発想の逆転だけど
    ものすごく理にかなってるよね。さすがMIT。
    ちょっとトリビアとして、いろんな人に自慢しよう。

    [1]の絵すごいなー、インパクトのあるプレゼンテーションって、こういう印象的な、飽きさせないビジュアル作りも大事よね。

  2. 最近、積極的にセミナーとか参加してるみたいで何より。
    前に参加したリクリ関係の方々ともご無沙汰な感じなんで、
    また機会があれば行ってみたいす。
    3つとも身にしみるメッセージだなぁ。

  3. >とんか
    そうそう。ユーザビリティ思想を言葉や文章ではなくて、こういうビジュアル的な写真にしてる時点で、関心します。
    MITネタは結構いいウンチクなんで、ガンガン使っちゃってください。

    >出町柳しんご
    最近は、意識的にイベントとか勉強会を探してるんです。
    Re:Creator’s Kansa系は結構いろいろありますよね~。
    なんかいい情報あったらどんどん参加しようと思ってますんで、誘ってくdさいね(^^)

  4. セミナーおつかれでやんした!

    海外のユーザビリティの捉え方は人間工学とかをもとにやってるんですか!?
    なんか深いっすね~

  5. 2番目のはわかりやすい!
    作り手どうりに受けてが反応するとは限らないもんねぇー。
    でも、そのギャップの中にステキな発見があることもあるんだよねぇ。

  6. >韋駄天
    そうなんですよ。なんかね~参加している人もちょっとその辺のデザイナーとかじゃなくて、なんか上物っっぽいんがいっぱいいましたもん。
    「diggってご存知です?」に対して半分ぐらい手挙がってってビックリしました。うそーーっ!!

    >風の谷のかしこ さん
    [2]は大事ですよね、すぐこれに陥りそうですもんね。
    ちなみに、こうならないためのユーザーテストは以下のようにやればいいらしい。

    [いつ] →[公開前、公開後]
    [使うもの]→[実際の画面]
    [人数]→[5人]
    [対象]→[制作に携わっていない人]
    [時間]→[30分](長すぎると集中力がきれるのでよくない)
    [回数]→[多ければ多いほど]

    だいたい5人の被験者で85%ぐらいぐらいの結果がカバーできるようです。
    実際にダニエルは知り合いにピザとかおごって、ユーザーテストを頼んだりしているらしい。

  7. >棟居さん
    製作に携わっていない人ってのが重要ですよねー。
    これはメモっときます!

  8. はじめまして、Re:Creator’s Kansai(リクリ)のhilokiと申します。

    イベントの方でご挨拶を交わせなったのが残念ですが、いろんなイベントに顔を出しているので、色々お話する機会があればよろしくおねがいします。

    ほんとこういうスライドってセンスありますよね。自分とかだとどうしても文字だらけにしてしまうのですが、インスピレーションを与えるものを盛り込んで伝えるというのは重要なことですね。感心します。

    こちらのキテレツ荘面白いですね・・・入居申請しようかな笑

    /* ちょっと告知 */
    Wordpress大好きっこが集まるイベント、WordCampの
    懇親会イベントが関西ではじめて開催されます。
    http://japan.wordcamp.org/2009/03/18/wordcamp-kansai-registration/
    Wordpressの創設者のMattも来日しますので、ご参加いかがでしょうか?

  9. >hiloki さん
    はじめました、コメントありがとうございます!!
    すいません、こちらこそご挨拶できてなくてすいません。
    有意義な時間を過ごさせてもらいました。
    最後の「あいこジャケンケン」はことごとく負けましたけど・・(T_T)

    そうですね、さうがUIデザイナーだけに、いつもどうゆ風ににすれば人にわかりやすく伝わるかっていうのを考えていらっしゃるんでしょうね。
    勉強になります。

    がんばって「digg」使ってみようかな・・・。

    イベント情報ありがとうございます!!これからも、時間の合うイベントはガンガン参加しようと思いますので、情報交換等よろしくお願いします。

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